羊山便り

ミヤマスカシユリの特別展示(終了しました)

1941年に武甲山で発見された「ミヤマスカシユリ」を特別展示しています。岩壁の割れ目から垂れ下がった茎の先端に花が上向きに咲くのが特徴です。名前の由来は花弁の間にすかし(空間)ができることから「ミヤマスカシユリ」と名付けられました。埼玉県のレッドデータブックでは絶滅危惧ⅠA類に分類されている希少種です。今年は天候等により昨年より9日遅い展示となりました。保護育成に取り組む秩父太平洋セメント㈱三輪鉱業所のご協力により鉢植え5鉢をお借りしています。展示期間は7月5日(金)~19日(金)までの予定ですが、開花状況により短縮する場合があります。(火曜休館)

2019年07月05日 金曜日

夏の武甲山植物写真展になりました。(終了しました)

写真右端の「ヤマオダマキ」は今、資料館前の花壇で咲いています。年々、種で増えたようです。花弁が黄色でガクは紫褐色で下を向いているような咲き方です。かわいらしい花は新緑のなかで目立ちます。
24枚の武甲山の夏の植物写真展をぜひご覧ください。
8月31日(土)までの展示です。(火曜日休館)

2019年06月02日 日曜日

武甲山の希少植物「ムラサキ」特別展示中(終了しました)

埼玉県レッドデータブック(2011年)では野生絶滅(埼玉カテゴリー)に分類されている「ムラサキ」の特別展示を行っています。花は直径8ミリほどの小さな白色で、茎は長いもので約70センチあります。新元号・令和の典拠となった万葉集にもこの「ムラサキ」が多く詠われ、中でも額田王の『あかねさす紫野行き標野行き野守りは見ずや君が袖降る』は最も著名な歌で知られています。また紫根染めの原料や薬用としても利用されてきました。秩父太平洋セメント㈱三輪鉱業所では武甲山に自生していたムラサキの保護増殖活動を行っております。この希少なムラサキ3鉢、クジャクシダ1鉢を同社からお借りしています。ぜひご来館ください。
展示期間 5月29日(水)~6月13(木)まで。 火曜休館

2019年05月29日 水曜日

武甲山の固有種「チチブイワザクラ」特別展示中(終了しました)

チチブイワザクラはサクラソウ科の多年草で石灰岩壁の武甲山で独自の進化をしました。そのチチブイワザクラは個体数の減少で環境省のレッドデータブックにおいて絶滅危惧ⅠA類に指定されています。保護増殖に取り組む秩父太平洋セメント㈱三輪鉱業所のご協力で、鉢植えのチチブイワザクラを展示しています。この機会に実物をぜひご覧頂きたいと思います。
展示期間4月12日(金)~26日(金)まで。(展示期間中は休館日なし)

2019年04月12日 金曜日

写真展「武甲山植物群(春)」開催中!(終了しました)

3月に入り、ようやく春めいてまいりました。植物好きな方、お待たせいたしました! 恒例となっている写真展は、春に花を咲かせる植物を集めた「 武甲山植物群(春)」を開催中です。オウギカズラ、カタクリ、クワガタソウや希少植物のチチブイワザクラ、ブコウマメザクラなど27点を展示しています。
秩父へお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
展示は2019年5月31日(金)まで。

2019年03月03日 日曜日

武甲山展 “知っていただき、見ていただきたいもの”(終了)

武甲山に興味を持っていただくために、武甲山を見ていただき、知っていただきたいものの写真を展示いたしました。現在、鉱区のため立ち入り出来ない場所もありますが、展示写真を見たことをきっかけに、さらに武甲山に興味を持っていただけたら幸いです。
武甲山御嶽神社、登山道丁目石、中学生学習登山など24点を展示しています。
平成31年2月28日(木)まで。火曜休館

2018年12月01日 土曜日

「武甲山 図画・作文展」 受賞作品展示

平成30年11月2日~4日まで、秩父図書館を会場に「武甲山図画・作文展」が開催されました。
秩父市内の小・中学校から多数出展され、その中から、県知事賞、市長賞、市教育長賞、清水武甲記念賞が選ばれました。受賞作品の展示を当館で行っております。作文(8点)からは、故郷の山を思う子供たちの気持ちが伝わってきます。図画の部では特別に審査員奨励賞3点がプラスされ11点を展示しています。
小中学生の力作を多くの皆様にご覧頂きたいと思います。

2018年11月14日 水曜日

埼博連・秩父ブロック加盟館、スタンプラリー開催中!(終了しました)

秩父の博物館や美術館を巡るスタンプラリーを開催中です。
スタンプラリーを達成した方は、ニホンオオカミのロゴ入りオリジナルハンドタオルがもらえます。
スタンプラリー期間 平成30年10月3日(水)~平成30年11月30日(金)(景品が無くなり次第終了します)
スタンプ4つ集めると、その場で景品を差し上げます。
スタンプ設置施設は9館です。
秩父宮記念三峯山博物館(スタンプ2個分)・秩父市立荒川歴史民俗資料館・秩父錦「酒づくりの森」酒蔵資料館・やまとーあーとみゅーじあむ・横瀬町歴史民俗資料館・秩父美術館 佛教資料館・埼玉県自然の博物館・長瀞町郷土資料館・武甲山資料館 

2018年10月06日 土曜日

写真展「武甲山植物群(秋)」開催中!(終了しました)

武甲山(標高1304m)で撮影されてきた植物の写真展は、暑かった夏から、さわやかな“秋”へとシフトしました。
フクシマシャジンやヤマトリカブト、リュウノウギクを始めとする、秋に咲く花を集めた写真(24点)を展示中です。
どの植物にも色や形、それぞれに特徴があります。
武甲山の植物写真展観賞に、ぜひお出かけください。
平成30年11月30日(金)まで開催 (火曜休館)

2018年09月01日 土曜日

「ミヤマスカシユリ」特別展示中!(終了しました)

1941年武甲山で発見され、スカシユリの新種として「ミヤマスカシユリ」と命名されました。石灰岩の岩場から茎が垂れ下がり、その先端に花は上向きに咲くのが特徴です。埼玉県レッドデータブックでは絶滅危惧ⅠA類(埼玉カテゴリー)に指定されている希少植物です。
武甲山の貴重な植物の保護育成に取り組む秩父太平洋セメント㈱三輪鉱業所のご協力で、開花期間に限り特別展示を行っています。
展示は6月27日(水)から7月11日(水)の予定ですが、花の状況で展示期間は変わりますので、お問い合わせください。
TEL 0494-24-7555 (火曜休館)

2018年06月27日 水曜日