羊山便り

武甲山の希少植物「ムラサキ」特別展示中!(終了しました)

武甲山の希少植物「ムラサキ」3鉢、「クジャクシダ」1鉢を特別展示しています。埼玉県レッドデータブックによると埼玉カテゴリーは野生絶滅、全国カテゴリーでは絶滅危惧ⅠB類に分類されている希少な植物です。かつて武甲山に自生していたムラサキの保護増殖を行っている秩父太平洋セメント㈱三輪鉱業所様からお借りし、昨年より2週間ほど早い展示となりました。茎は高いもので約75cm、直径約5mmの小さな白色の可憐な花をつけます。古くは万葉集にも詠まれ、紫染めの染料や薬用植物としても利用されていました。
ぜひ、この機会になかなか目にすることのできないムラサキを間近でご覧いただきたいと思います。
展示は6月14日(水)まで ※火曜日は休館日です。

2023年5月31日水曜日

武甲山の希少植物「チチブイワザクラ」展示しました!(終了しました)

【武甲山石灰岩特殊植物群落】の希少な植物「チチブイワザクラ」を展示しました。
今年も秩父太平洋セメント㈱三輪鉱業所のご協力により、3鉢を入れ替えながらの展示となります。例年より2週間ほど早い開花となり、早いものでは3月末には開花しているとのことです。
4月17日(月)までの展示予定ですが、花の状況により期間が短くなる場合がございます。
※4月4日(火)・11日(火)は休館日です。

2023年04月03日 月曜日

武甲山の植物群「春」の写真になりました(終了しました)

武甲山でみられる春の植物写真24枚展示しました。この写真は「シコクスミレ」で秩父地方がほぼ北限産地となるようで、埼玉県では絶滅危惧Ⅱ類に指定されているようです。
また、武甲山資料館前の花壇にある「ブコウマメザクラ」が今年は例年よりも早い開花となり、2月末から咲き始めました。小さくてかわいらしい桜の花が3月中旬頃まで見られそうです。写真展と合わせてご覧ください。

2023年03月02日 木曜日

各所から見た「武甲山」写真展 開催中!(終了しました)

秩父盆地の各所から見られる武甲山の写真24枚を展示しました。この写真は、秩父ミューズパークから雲海と共に見られる武甲山です。
奥秩父の各所から見られる武甲山の姿は、山登りを長年されている山岳連盟の方ならではの視点のものです。
また、意外な場所から見られる武甲山の写真もあるので、ぜひご覧ください。
展示期間は来年の2月末までの予定です。

2022年12月07日 水曜日

今年も「武甲山展」にて選ばれた図画・作文を展示しました。

先月末、秩父市立図書館において「武甲山展」が開催され、秩父市内の各小・中学校から図画と作文が多数出品されました。その中から優秀賞に選ばれた図画11点、作文8点の展示を当館で行っております。色々な表情の武甲山を描かれた作品。武甲山に実際に登られた内容の作文。ぜひ、多くの皆様にご覧頂きたいと思います。

2022年11月05日 土曜日

写真展「武甲山植物群(秋)開催中!(終了しました)

武甲山にはおよそ850種(変品種を含む)の植物が生育しています。それらの中の一部ですが、秋に見られる植物の写真展を開催しています。資料館前の花壇に植えてあるフクシマシャジン(キキョウ科)は薄紫色の鐘形の可憐な花が毎年咲きます。(今年は咲き終わりました)
秋の散策のついでに、ぜひお立ち寄りください。
令和4年9月1日(木)から11月30日(水)まで開催
9時~16時まで開館 火曜日は休館です。

2022年09月03日 土曜日

『夏休み!武甲山写生会』(無事終了しました)

本日「武甲山写生会」を開催いたしました。参加された小学生20名と保護者の方々、暑い中お疲れ様でした。澄み切った青空のもと武甲山がよく見え写生会にはもってこいのお天気となりました。ご指導いただきました木村先生、石井先生の丁寧な説明で短時間に集中して描き終えることができました。今回は早くに定員に達してしまい、お断りした方々には大変申し訳ございませんでした。次の機会によろしくお願いいたします。

2022年07月23日 土曜日

ミヤマスカシユリの特別展示(終了しました)

「ミヤマスカシユリ」は武甲山で発見された野生のユリで、垂れ下がった茎の先端に鮮やかなオレンジ色の花が上向きに咲くのが特徴です。埼玉県レッドデータブックの絶滅危惧種に分類されている希少な植物です。保護育成に取り組む秩父太平洋セメント㈱のご協力をいただき特別展示します。
展示期間は7月4日(月)~18日(月)までの予定ですが、開花状況により短縮する場合がございます。お問い合わせください。
電話 0494-24-7555(火曜日休館)


 ※7月15日(金)で終了いたしました。

2022年07月01日 金曜日

お待たせしました「ムラサキ」展示中です(終了です)

武甲山の希少な「ムラサキ」を6月29日(水)までの予定で展示しています。秩父太平洋セメント㈱三輪鉱業所では1977年頃から武甲山に自生していたムラサキの増殖を行なっています。例年より少しお遅れての展示となりムラサキ3鉢とクジャクシダ1鉢をお借りしてます。
茎の長さは長いもので80センチ以上もあり、花は1センチ弱の白い花が次々とつきます。根が紫色です。
ムラサキによる紫染めの歴史は古く、日本書記(720)によれば高貴な色として扱われていたようです。また、薬用植物としても古くから利用されたようです。
今では、埼玉県のムラサキは野生絶滅となっており、なかなか見ることのできない希少な植物をこの機会にぜひご覧ください。
※6月21日28日の火曜は休館日です

2022年06月16日 木曜日

写真展「武甲山植物群(夏)」開催中です!(終了しました)

写真はヤマボウシ(ミズキ科)です。葉は卵円形で葉裏に褐色毛を生じます。花びらに見える白色の4枚、実は総苞片(そうほうへん)です。総苞とは花序全体を包んで保護しているガクのこと。中心に集まっている緑色の部分が花になります。資料館近くのヤマボウシも咲きだしました。(6月4日現在)武甲山に咲く夏の植物写真展、ぜひご覧ください。
展示期間 令和4年8月31日(水)まで。火曜日休館

2022年06月04日 土曜日